爽やかコーデで快適に！鬱陶しい梅雨を乗り切るためのヒント

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ジメジメして、快適とは程遠い気候の梅雨。そんな日々のなか、お洒落よりも機能性を優先し、コーディネートに力が入らないという人も多いことでしょう。そこで、梅雨でもコーディネートが楽しくなる、とっておきのキーポイントをお届けします。

べたつく季節はトップスを生地で選ぶ

梅雨のファッションでタブーとなるのは、通気性が悪く乾きにくい生地のアイテムです。通気性のない服は、機能的にも衛生的にも好ましくありません。湿気に邪魔されず、着心地がいい生地選びのために必要なポイントは通気性と速乾性。リネンやレーヨン、コットンなど、比較的軽く、肌触りの良い素材がおすすめです。中でもレーヨンは吸水性が高く、雨の日でも気にせず用いることができます。半袖を着るには肌寒い季節でも、素材を厳選すれば長袖でも快適に快適に過ごすことができるのです。

上下しやすい体感温度はカーディガンで調節する

カーディガンは肌寒さが残る梅雨にはもってこいのアイテムです。寒い時には羽織り、暑くなれば肩回りに掛けるだけで、梅雨のコーディネートをこなれた印象に仕上げてくれます。梅雨時のコーディネートに最適なカーディガンの素材は、さらりとした肌触りのもの。肌寒いときには保温性を、蒸し暑い時には通気性を発揮するコットンやリネンは、季節の変わり目に大活躍します。また、カーディガンはニットの網目の大きさによってその表情が大きく変わる他、デザインも様々です。コンパクトなサイズのカーディガンで優雅に着こなすも、あえてオーバーサイズでラフにするも、自由自在。気温の変動が激しい梅雨は、カーディガンで温度を調節すれば、無理することなくお洒落が楽しめます。

ボトムスは素材や丈の長さに注意する

トップスと同様、ボトムスの生地も通気性と速乾性のあるものを選ぶのが基本です。ここで注意していただきたいのが、素材の選び方です。軽くて通気性の良い生地ほどしわになりやすいため、座っているときにボトムスがしわくちゃになってしまうと、コーディネート全体が台無しに。 リネンやコットンはデザイン性が高くボトムスの生地として手に取りがちですが、しわになりやすいため注意が必要なのです。反して、制服などに多く用いられるポリエステルは、しわになりにくいためボトムスに最適な素材の一つと言えるでしょう。さらに雨の日のボトムスは裾が濡れて汚れやすくなります。裾をロールアップしたり、七分丈のボトムスを着用すれば、裾の汚れを気にすることなく外出できるでしょう。

バッグや靴は革物や布製を避けて雨の日専用のものを

バッグや靴は必ずリアルレザーやハイブランドのもの…と、素材やメーカーにこだわる人も多いでしょう。しかし、高品質なアイテムでも素材によっては梅雨の時期に身に着けるのはNG。バッグの中や靴下に水気がしみ込んでしまっては大変です。革や布は雨に濡れると乾きにくく、シミになることもあるのです。そこで、大活躍するのが塩化ビニール製のアイテム。ビニール製と聞くと、スタイリッシュさに欠けているようなイメージがありますが、お洒落な梅雨アイテムに塩化ビニール製は多く見られます。豊富なカラーバリエーションと美しいツヤ感を誇る塩化ビニール製アイテムで、雨にも負けないコーディネートが楽しめます。さらに、最近は様々なデザインのレインシューズが市販されています。ラバー素材のパンプスやハイカットスニーカーなど、機能性もデザイン性も高いアイテムがコーディネートの幅を広げてくれるでしょう。

まとめ

機能性と通気性を兼ね備えた、スタイリッシュなアイテムを楽しむのなら、梅雨こそ最適な気候です。 憂鬱な雨模様やジメジメした気温でも、こだわりの素材選びやちょっとした工夫で、コーディネートを楽しむことができるのです。